ネット「新左翼」

池田信夫 blog はてなに集まるネットイナゴ
【磨】「ネットイナゴ」がふさわしい

ここのところ突っ込もうと思っていたネタ。
本当は、前者のエントリーの結論、「悪貨は良貨を駆逐する」に文句が言いたかっただけらしい。
個人的には、確かに悪貨が良貨を駆逐することはあり得るが、現在起こっていることは、ネット独特の現象であるとも考えられる。おそらく、経済学的な意味で「悪貨が良貨を駆逐する」場合、問題となるのは割合で、ネットの場合は、割合よりも「絶対量」だと考えらえる。
言い換えれば、経済学的には10/100も1000000/10000000も同じ意味だが、ネットの世界では違う意味を持つと思っている。

それはさておき。
■ ブログに押し寄せる批判コメントは「イナゴ」から「赤潮」に?
なんて記事もあった。いやいや。「批判コメント」じゃなくて、意味のない、紋切り型で、スクリプトで生成したとも思える罵詈雑言を「イナゴ」とか、「赤潮」とか言っているわけだ。

しかし、そんなことよりも。この手の行動に極めてよく似ている行動を見たことがあるのを、思い出した。
それが新左翼のみなさま。最近は、生であの連中に相対するという幸運な(不運な)経験をした方も少ないだろうが、いやまぁ、よく似ている。
主義主張は、まったく正反対だけど、その行動様式は、判で押したように同じである。どんな行動パターンかは、こちらの書評でも見ていただければ、納得してもらえるかと。


というか、こう見ると。
70年安保から、オウム真理教を経たにも関わらず、相変わらず日本には自分から洗脳されることを望む人間が沢山いるらしい。